私たちの想い

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もっと食に夢を!
楽しく美味しく温かい食卓で、健康で豊かな人生へと導きたい。

人のコミュニケーションは食にあると考えています。
つまり、食は「共食」を実現できる場と言えると思うのです。
今は、コミュニケーションの場は個々の時代だからこそ、無人ビュッフェスタイルを可能にした「UDS SYSTEM」と「おっかん」。
そして、第一次産業から第六次産業へと進んでいきます。
食の未来を支え、食を美味しく温かく楽しんでもらうために、私たちは道を作り続けます。
また、公的関係で食育を推進されている著名な腹部 幸應氏の監修を基本とし、少しでも毎日食べる食事から意識を持つことにより、健康で豊かな人生へ導きたいと考えます。

食育を始めたきっかけ

食から身体の細胞まで変わっていく!

食育を始めたきっかけ

私は20代前半から弁当業を営んでいましたが、47歳の時に生活習慣病になりました。
健康だと思い込んでいましたが、保険の審査に通らなかったのです。病院で「いいものを食べ過ぎましたね」と言われ、最初は何のことか理解できませんでした。
しかし、生活習慣病のことを勉強していく中で、何も意識なく肉やフライ、濃い味付けなど、自分の好きな食事に原因があると気が付き、普段の食生活を見直しました。
確かに、これでは健康を保つことはできないと思いました。
「食べたもので身体はできている」ということを身に沁みて感じ、「食育」というものに出会ったのです。

毎日食べる食事から意識を持つことにより、健康で豊な人生へ導きたいという考えから、かねてより関りの深かった公的関係で食育推進に貢献されておられる腹部 幸應氏が監修する食育弁当のレシピをいただき、オリジナルの食育レシピの開発を始めました。
試行錯誤を繰り返しながらも、細胞レベルまで変えていくバランスのいいレシピも提案し続けています。
私は農家の生まれで畜産や精肉も学び、弁当業の経験もあるためノウハウはあったのです。ところが、出汁を取って調理した出来立ての料理を味見した時、美味しいのですが冷めた時に食べてみると味気ないことに気が付きました。
「美味しいものを、温かいうちに届けたい!」
その想いから、業界初の「UDS SYSTEM」という無人食堂サービスを事業・開発しました。

食育を始めたきっかけ
食育を始めたきっかけ
食育を始めたきっかけ

美味しく。さらに美味しく、安全に。
それが、今の時代だからこそ
必要であると思います。

時代は「個食化の時代」と言われ、食事でコミュニケーションをとる機会が極端に減っています。
食事を一緒にとる機会は、朝食や夕食よりも、昼食になっているのではないでしょうか。それも一人ひとりがバラバラという話も耳にします。
保育園や幼稚園、小学校の給食しかり、社員食堂しかりです。
しかし、美味しいものを温かく食べていただくには、それなりの設備と人手が必要でした。その問題を解決に導き、スペースさえ提供していただければ、毎日バランスのよい美味しいランチをビュッフェスタイルで提供できる無人の食堂として運営できるのが「UDS SYSTEM」なのです。
そして、このシステムを実現するために開発したのが、万能加熱調理電子ボックス「おっかん」でした。
私たちが考える食育とは、3つの柱から成り立っています。
1つめは、食を選ぶ力である『選食力』、
2つめは、『マナーとしつけ』、
3つめは、『地球規模で食を考える』ということです。
これらのすべてを叶えるにはどうしたらいいのか考案しました。そこで、業界初のビュッフェスタイル「UDS SYSTEM」を提供できるように「おっかん」の開発に至ったのです。
「おっかん」はただの保湿器ではなく、誰にも簡単に調理ができ、様々な可能性が広がる画期的なまさに万能調理ボックスなのです。
これによって美味しいものを温かいまま提供できるようになりました。現在の弁当も可能です。メニューは私たちで考案した、細胞レベルで買われるPFCバランスのいいもので提供可能ですが、「おっかん」のすごいところは誰にでも調理ができるということです。

例えば、災害時の救助活動では「おっかん」なら災害地に暖かい食べ物を届けることです。火がいらないのでCO2も出ず、わずかな電力で調理ができます。車のソケットから電力で調理が可能、環境にもやさしいのです。
他にもあらゆる可能性を秘めた「おっかん」は、将来の食の未来を大きく変えてくれることを信じています。
一番美味しいのはお母さんの味です。その想いを込めて、お母さんという意味のある「おっかん」を商品名にしました。夢の詰まったドリームボックスを楽しんでいただければと思います。

食育を始めたきっかけ

第一次産業の苦悩、第六次産業という未来。

先にも述べましたが、私は農家に生まれて育ちました。だから農家の人々の苦悩を知っています。苦労して育てた農作物が形が悪いとか、少し傷があるという理由でかなりの量が廃棄されているのです。
そこで、日本の低い食糧自給率とは裏腹に、廃棄されている農作物の利用法について考えました。
市場に出されることなく廃棄されている農作物を加工すれば、捨てることなく農家にもお客様にも喜んでいただけるのではないかということです。
第一産業である農家が、第六次産業化されれば、すべてがうまくいくと思いました。
第六次産業とは、第一次産業である農林漁業者が生産物を自ら加工し流通させることです。第一次産業が、自分で第二次(加工)、第三次(流通・販売)を行うことから、数字を掛け合わせて第六次産業と呼ばれるようになったそうです。
これまでノウハウのなかった第一次産業に、食育レシピやUDS SYSTEM、「おっかん」という方法を伝えていくことで、農家の方たちが第六次産業化できれば、生産者にとっても消費者にとっても良いことが起こります。
別々に請け負ってきた加工・販売という部分を、農家がそのまま行えるようなシステムこそが食育レシピであり、UDS SYSTEMであり、「おっかん」なのです。

食育を始めたきっかけ
食育を始めたきっかけ
食育を始めたきっかけ

最後に。

何か問題が起きた時、どうしてそうなるのか考える時、私はいつも「自然環境はどうだろうか?」と考えます。
だから、農法も自然のまま種を蒔いてそのまま放置します。その環境で育つものだけを育てていけば、強くて栄養価の高い作物になります。
地産地消を奨める理由も、ここにあります。
人も同じで、自然の動物になぞらえて考えてみてはいかがでしょう。昨今、子どもたちのアレルギーが社会問題となっていますが、子どもはお腹の中にいる時から食が始まっているのです。
お母さんの食べたものから栄養をもらい、成長していきます。この世に誕生する以前から食べていることに思いを馳せれば、自分が食べるものをないがしろにすることはできません。自分が何を食べてきたかは、次世代へと受け継がれ、やがては地球全体に影響を及ぼすことになるでしょう。
まずは自分と大切な家族のために、食をもっと楽しんでいただきたいと思います。
私がわざわざ「安心で安全」と言わないのは、農家が直接育てた食材を使い、バランスのいいメニューを無添加で提供しているから。もはや、安心で安全なのは当たり前であり、相互の信頼関係であるのだと思うのです。
添加物の入っていないものを探す方が大変な今、今一度、食べることに夢を持ってもっと楽しんでいただきたい!それが、私たちがいつも帰る「原点」なのです。